こんにちは。はまよこ夫婦です。
日系大手文系システムエンジニア夫と日系大手総合職メーカー妻の20代共働き夫婦が「はまよこ夫婦のゆるキャリ暮らし」というブログを運営しています。
私たち夫婦は読書が大好きで毎年100~200冊程度の本を読んでいます。2022年は、育児はもちろん、職場復帰などのライフイベントがある中、146冊の本を読むことができました!
せっかくなので、年に1度は、読んだ本を振り返っていこうと思います。
本記事では、2022年に読んだ中で、特におすすめしたい本を10冊紹介します。
1冊でも面白いなと思える本に出会える読者の方が増えますように!
▼2021年の記事もどうぞ
【実用書/ビジネス書編】2022年に読んだおすすめの本 10選
実用書・ビジネス書で読んでよかった本を紹介します!
徹底的に考えてリノベをしたら、みんなに伝えたくなった50のこと
1冊目は、社会派ブロガーちきりんさんの「徹底的に考えてリノベをしたら、みんなに伝えたくなった50のこと」です。
リノベをする人、またはマイホームを購入を検討している人は、本書を読むことで損をすることはありません。
この本は、家を快適な住まいにするために、どういった思考で考えることが重要かを伝えることを最も重要視しています。
現時点では、家を買う予定はないですが、家族構成や利便性などをしっかり検討して、将来は家を建てたいなと思います。
自分の意見で生きていこう――「正解のない問題」に答えを出せる4つのステップ
2冊目は、同じくちきりんさんの著書「自分の意見で生きていこう――「正解のない問題」に答えを出せる4つのステップ」です。
この本は、自分の意見を持ち、表明していくためのステップが詳しく解説されています。自分の意見を持ち、それを表明していくためには、「意見と反応の違い」を理解し、「正解がない問題と正解がない問題に対するアプローチの方法」を学ぶ必要があります。そして、それを実践することで、自分の意見で生きていく力が身につきます。
ちきりんさんの4部作を通して、一時的な知識ではなく、普遍的な価値があるものを学ぶことができたので、定期的に読み返したいと思います。
また、自分の意見に自信がなく、意見を持つことについて悩んでいる人にとっても、この本はおすすめです。自分の意見を持つためのステップを理解し、実践することで、自信を持って自分の意見を表明する力を身につけることができます。
嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え
3冊目は、「嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え」です。
この本は、とても有名なベストセラーですが、私はまだ読んだことがなかったので、そろそろ読んでみようと思い立ちようやく読みました。
読み始めた時には、文章が対話形式であることから正直なところなかなか読みにくいと思っていましたが、それでも読み進めていくうちに、私たち夫婦が自然と今まで考えてきたこと、ポリシーが言語化されているということに気付かされ、嬉しくなりました。
本書の中では、「課題の分離:自分は自分、他人は他人」、「目的論:不幸の理由を探して不幸になっているだけ」といった価値あるエッセンスが数多く示されています。内容は普遍的である一方、少し読みづらいので、何度も読み返して定着させることをおすすめします。
特に、人のことを気にしすぎてしまう意識がある人にとっては、本書は最高の示唆書となってくれると思います。
具体と抽象 ―世界が変わって見える知性のしくみ
4冊目は「具体と抽象 ―世界が変わって見える知性のしくみ」です。
会社の先輩から勧められて読んだ本です。
本では、具体と抽象を行き来することが大切という主張がなされています。読んでいるうちに、自分は抽象化するほうが好きなんだなあと思い、仕事で話が通じない人がいる理由がわかりました。
しかし、具体的な考え方ばかりをするのが好きな人もいることもわかりました。お互いのことが分かり合える気がする本です。社会人1年目くらいに読んでおきたい本だと思います。
人はどう死ぬのか
5冊目は、「人はどう死ぬのか」です。
自分や家族の死について考えるきっかけになった本なので選びました。
在宅で延命治療を受けずにピンピンコロリと死ぬことの難しさを実感できる本です。
最後まで自分の意志でどうしたいかを決めて、家族と共有しておくことが大事だと思わされて、余韻に浸ってしまった本です。
いざとなったら病院に行ってしまいそうだけど、家族とよく話し合っておかないと・・・。
なるほどデザイン〈目で見て楽しむ新しいデザインの本。〉
6冊目は、「なるほどデザイン〈目で見て楽しむ新しいデザインの本。〉」です。
この本は、デザインを「楽しい」ものとして実感できるように、基礎的な概念、ルール、プロセスを図解、イラスト、写真などのビジュアルで解説しています。
現場で活躍しているデザイナーが、わかりやすい例を挙げたり、図解を使って見方を変えたり…豊富なビジュアルとともに、わかりやすくひも解いた、楽しみながらデザインのあれこれが理解できる「なるほど!」と思える内容が満載です!
デザインを普段しない人でも、パワーポイントの資料作りなどに応用できる内容でした。デザインをロジカルに、繊細に落とし込むことができることがわかりました。デザインをするときは、必ず読み返すべき名著です。
食品の裏側―みんな大好きな食品添加物
7冊目は、「食品の裏側―みんな大好きな食品添加物」です。
元トップセールスマンが明かした「食品の裏側」がずばずば書かれています。
今口に入れる食品はどのように作られているのか。添加物の「毒性よりも怖いもの」とは何か。安さや便利さの代わりに、私たちが何を失っているのか。本書は、これらを考えさせられる1冊となっています。
健康に気をつけたい、安全なものを食べたい!という人は読んで損はありません。
免疫入門 最強の基礎知識
8冊目は、「免疫入門 最強の基礎知識」です。
私たちは新型コロナウイルスの流行もあり、自分の体の「免疫」のしくみについて考える必要がありますよね。
この本では、免疫についてQ&A形式でわかりやすく解説しています。免疫の基礎、免疫力を高める方法、うがいのやり方などを学んだり、気をつけるべきことを学ぶことができました。
本書では、自然免疫と獲得免疫の違い、交差免疫や訓練免疫、免疫寛容とは何か、ワクチンの効用、新型コロナにも負けない免疫増強の方法などを網羅しています。
初学者にもおすすめな1冊です。
イシューからはじめよ──知的生産の「シンプルな本質」
9冊目は、「イシューからはじめよ──知的生産の「シンプルな本質」」です。
この本は、「ロジカルシンキング・問題解決の決定版」「AI×データ時代の必携書」と評されるだけあって、長く売れているベストセラーです。
本書の内容を実践するのはなかなか難しく、コンサルタントや新規事業をクライアントに提案する人向けです。
日常的にそういう仕事をしていて悩んでいる人にとって役立つ本だと思います。
解決策をやみくもに出すよりも、立ち止まってイシューを深く掘り下げることの重要性をよく理解できました。
介護する息子たち: 男性性の死角とケアのジェンダー分析
10冊目は、「介護する息子たち: 男性性の死角とケアのジェンダー分析」です。
テーマは重く、難しいが、学びがたくさんあったです。
男性は、育児に続き、介護も、妻や娘の影のサポートにフリーライドしているだけである。息子は、いつまでも母に自立してほしいので、娘のような包括的なサポートはできないということなどなど。普段考えないトピックなので興味深く読めました。
介護について実践だけではなく、学術的に考えたい人におすすめです。
1年に読んでよかったビジネス書は?栄えあるベスト1位は?
せっかくなので2022年ベストのビジネス書を決めたいと思います!栄えある1位は?
ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣 (フェニックスシリーズ)
2022年に読んで一番よかった本は、「ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣 (フェニックスシリーズ)」です。
とても良い本です。他にも習慣本を読んできましたが、一番効果がありましたし、うまくまとまっていました。自分の日常のルーティンを見直すのにも役立ちましたし、定期的に読み返すのもいいと思います。
この本は学術研究論文ではなく、実践マニュアルです。書かれていることはすべて科学的に裏付けられており、過去にあった最良のアイデアや科学者たちの説得力ある発見を統合したものになります。
どんな人にでもおすすめできる本です。
まとめ:マイペースに読書を続けましょう!
1冊でも気になる本は見つかりましたか?
本記事では、20代共働き夫婦が2022年に読んだ本の中からおすすめの実用書を10冊紹介しました。
どれも学びのある本なので、まだ読んだことがないものがあれば、ぜひチェックしてみてください(^^)/
▼小説も紹介しました
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▼音声配信でも2022年に読んだ本について話しています
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